10人の『Help me!!』
田中れいな卒業後のモーニング娘。、一部のメンバーの舞台出演を挟み、一段落したタイミングで立て続けに歌番組に出演しました。
■『魁!音楽番付 Eight』(フジテレビ 7月3日O.A.)
モーニング娘。 「Help me!!」 20130703 魁!音楽番付 Eight [HD 1080p ...
この収録は6月8日とのことで、これが10人体制で初めての歌披露でした。
田中れいなが抜けた穴を感じさせず、11人だからこそ魅せられるダンスパフォーマンスとして話題になった楽曲とは思えないほど、10人で綺麗にリメイクさせていました。
れいなパートは誰かがごっそり譲り受けるわけではなく、今のメンバーが
Twitterの反応を見ていると、「すごい!」と評価する声と「まずまず」と及第点として捉える声が半々くらいで、ただ、れいなの穴を感じさせないという点では意見が一致していました。
これって、素晴らしいことだと思うんです。
というのも、 実は、10人での『Help me!!」は、この3ヶ月ほど前に披露した、というか「せざるを得ない」、ことが有りました。
それはFCイベント「Morning Labo IV」でのこと。この日はれいなが体調不良のため不在とのことで、急増チームでの『Help me!!』披露となりました。
モーニング娘。FCイベント 2013 WINTER~Morning Labo! Ⅳ~(2月9日)
れいなの歌割りを他に割り振るような時間的余裕は無いので、鞘師が一手に引き受け、結果的に「鞘師里保とスーパーモンキーズ」のような状態になっています。
誰かひとりだけが目立ってしまう、モーニング娘。としてあって欲しくない状況ですよね。一人ひとりの個性があって、個性があるからこそグループとしてひとつにまとまった時に魅力がある。それが娘。の良さだと思うのです。
テンパッてしまったために自分の役割の意識が抜けてしまい、ただ自分のダンスをこなすことに必死になっているように見受けられました。
これを踏まえると、新生モーニング娘。は、10人体制としてきちんと準備をしてきたなあと感じられて、とても頼もしいです。