『NHK歌謡コンサート』で新曲『見返り美人』をテレビ初披露
11日、『NHK歌謡コンサート』で、9期10期11期が歌う『見返り美人』をテレビ初披露。
和服で見送られる「見返り美人」の今と昔。どちらも偉大な先輩でした。 pic.twitter.com/MB22EMdE2j
— もかまっちゃ (@_mochamacha_) 2014, 11月 11
この曲、初めて聴いた時点で、サビの最後の「いいおーんなー」が『天城越え』の「あまぎーごぉえー」を連想させられました。しかもMVには和服の見返り美人の道重さん。圭ちゃん最後の『うたばん』出演の回を思い出して、いつか並べたいなあと思っていたんですよね。
すると、この番組は絶好の演出を用意してくれました。
1番の歌唱が終わったところでバックの壇上に登場した道重さん。マイクは持っておらず、階段を降りてきて舞台前方に出て、ちょっと止まると振り返って舞台後方へ。すると他のメンバーが脇を固めて曲が終わり、こちらを向いて笑顔で締め。
意地悪な見方をすると、実は歌のAメロBメロの辺りで全員のマイクが地声のよく通る設定になっているなあと思っていたので、道重さんが出てきてまもなく「あ、この曲だと道重さんのエフェクト声が無いまま終わるんだ……」と、どこか意図的なものを感じてしまいました(笑)。
ともあれ、先輩も後輩もいたって真面目にやっていましたが、圭ちゃんのバラエティ演出に負けず劣らず色々と面白い演出だったと思います。きっとこの番組って、北島三郎ショーのように演歌歌手の小芝居が挟まったり、普段からベタなショウ演出がなされているんでしょうね。これも若手にとって良い経験でした。
良い経験と言えば、当日のメンバーのブログを見ると、「あたたかい」という言葉がキーワードになっているようでした。
あたたかく接してくれた共演者、あたたかく見守ってくれたお客さん、そして、中学生なので客席から見守ったまーどぅーにそっと声援の手紙をくれた前の席のご婦人。会場中ものすごく平均年齢が高く、子供や孫を見るような思いだったのでしょうけれども、緊張している子どもたちに優しく接してくれた話を聞いて、ブログ越しに知ったこちらもあたたかい気持ちになったのでした。