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『RIHO-DELI』で知る「りほかの」の近況

 

先週の『RIHO-DELI』で披露された りほかの の同期エピソードは今の二人の様子がわかる素晴らしい内容だったので、該当のくだりをすべて書き起こしておきます。 

鞘師「同い年の鈴木香音ちゃんの話をしたいと思います」

デリ君「はいはいはい」

鞘師「あのー、もうすぐ6月5日から舞台が始まるんですけど」

デリ君「そうですね」

鞘師「舞台の、なんか今回ミュージカルなんですよ。だから曲がもう十何曲とかあって、憶えるものも多かったんですね。で、なんかその時は…私のその時の話なんですけど。曲を一回レコーディングしなきゃいけなくって、CDの資料を作るために」

デリ君「うんうんうん」

鞘師「曲を憶えなきゃいけなかったんですけど、前日の夜に音源をもらって次の日にレコーディングだったから、」

デリ君「うわぁ、大変」

鞘師「もう、『どうしよう(><)』みたいな感じでいっぱいいっぱいになってたし、なんか、曲が、そのレコーディングが1曲じゃなくて3曲くらいあったんですよ」

デリ君「うわぁあ」

鞘師「3曲一気に一晩で憶えるのがもう大変で」

デリ君「結構ハードだよねえ、それは」

鞘師「しかも、その、次の日レコーディングをする前にレッスンがあったんですよ」

デリ君「うんうん」

鞘師「レッスンをモーニング娘。'14全員でやってから私がレコーディングだったから、」

デリ君「うん」

鞘師「レッスンが終わって1時間の間にも『憶えなきゃ』って、まだ憶えなきゃいけなくて全部は。で、『憶えなきゃ憶えなきゃ』ってなってて昼ごはんも食べれなかったんですよ」

デリ君「はいはいはい」

鞘師「『どうしようどうしよう』ってなってる時に、なんか、香音ちゃんが声かけてくれて…」

デリ君「うん」

鞘師『そういえばさぁ、この間、雑誌の取材の時にりほちゃんさぁ、おにぎりの具で好きな具 何て言ったの?』って、ホントに前にあった取材で【好きなおにぎりの具は?】って質問があったから、そういう話をふってきてくれて」

デリ君「ほうほう」

鞘師『たぶん明太子って答えたかなあ』みたいな話をしたんですね」

デリ君「はいはい」

鞘師「そしたら香音ちゃんが、5分くらい待ってから、『ジュース買ってくるわ』って言って一回出たんですよ」

デリ君「うん」

鞘師「その間に私も、もう『ごはん食べに行けない どうしよう』って思いながら、曲を憶えてたんですよ」

デリ君「必死にね、憶えてね」

鞘師「そしたら、ジュース買ってくるってその場所にも自動販売機近くにあるのに全然帰ってこないんですよ、10分くらい経っても」

デリ君「うーん」

鞘師「『どうしたんだろう?』ってちょっと思いながらも、やっぱ『曲、曲、、』って集中してたら、香音ちゃんが買ってきて、『はい』って言って」

デリ君「うん」

鞘師「ほいで、中を見たら、、、」

デリ君まさか…?

鞘師明太子おにぎり!

デリ君「うぉ~い!優しいねえ」

鞘師「いやぁもう。優しくて、しかも明太子おにぎりとハーゲンダッツがあったんですよ」

デリ君「あはははは」

鞘師「うふふふふ」

デリ君「デザートまで!あはは」

鞘師「もう優しすぎて、私、なんかその時ホントに切羽詰まってた時だったから、泣いちゃって!

デリ君「あっはっっは!(デリ君手を叩いて笑う)」

鞘師『ありがとう!ホントにありがとう!』って言って」

デリ君「泣いたんだ!」

鞘師「泣いちゃったんです!別に今とかだったら泣くような話じゃないと思うんですよ」

デリ君「追い込まれてる時に、その優しさね、うん」

鞘師「その優しさに助けられてしまって、泣きながらおにぎり一人で食べて、憶えて曲を。もうそれがホントに…泣けました」

デリ君「優しいねえ!」

鞘師『お金もいらないから』みたいな感じで」

デリ君「うぉー、あっはっは、かっこいいねえ」

鞘師「それこそ、アイスとか高いじゃないですか。300円くらいするんですよ、ハーゲンダッツ。だから…もう…」

デリ君「優しいねえ~」

鞘師「いやホントに。なんか、なんだろうな。同期としてずっと活動してきてるから、いるのが当たり前だったんですけど、あらためてなんか、同期居て良かったなって思いました

デリ君「いい同期だよ~」

鞘師「いやホントに…ホントに大事にしなきゃって思いましたよ」

デリ君「そうだよ~」

鞘師「仲間を」

デリ君「逆にね、香音ちゃんが追い込まれてる時は、やってあげたいね

鞘師私が助けなきゃって思いました、そういう時があったら!助けようって決めました!

デリ君「あはははは」

鞘師「うふふふふ」

 

何やらあらたまって話し始めたのでどうしたんだろうと思って聴いていたのですが、話を進めながらどんどん嬉しそうになっていく様子が伝わってきました。

よくよく考えると、普段から会話があれば「りほちゃん大変だねー!お昼買ってきてあげるよ!」って言えると思うんですが、実際は、遠回しに質問してその後もすぐには買いに行かなかった香音ちゃんと、買ってきてくれたことに泣くほど驚いている鞘師、という構図でした。きっと普段はそんなにベタベタとくっついたり頻繁に話したりしてないんですよね。困ったことについてはマネージャーさんが面倒をみているだろうし。

でも、いわゆる【りほかの】 は「親友」の関係とは別のレイヤー(もっと深いところ)でつながっているに違いないと、多くのファンが信じて疑わない二人です。会話していなくても見ている。どうしているかお互いに知っている。本当にピンチな時には助ける。そんな関係なのだと、多くのファンが再確認した次第。

それぞれが一人前を意識しているのは立派ですが、忘れかけていた「当たり前の存在のありがたみ」に気づくことが出来たのはとても良かったなあと思います。 

 

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